久成山常住寺は日蓮宗初代管長文明院日薩上人を開山として創立され、歴代の諸上人や住職をはじめ多くの檀信徒によって今日まで護り継がれてきた日蓮宗のお寺です。
鐘つき堂の左手に位置する正門。門前の掲示板に飾られた住職直筆の句がお出迎えします。
70年ぶりに修復された荘厳仏具が平成22年8月に戻り、豪壮優美な本堂(240畳)になりました。住職がデザインした大人天蓋
9人乗りエレベータ
バリアフリートイレ
140畳の祖師堂「立正閣」冷房完備
昭和29年台風で遭難した洞爺丸の鐘を奉納
テニスコート2枚分の広さに街側と海側に東屋が2軒あり、時を告げる放送施設も完備。春は「早春膳」、夏は「浜辺」秋は「夕焼け小焼け」、冬は「ペチカ」を夕方6時に放送
この屋根は、銅板一文字葺きという工法です。
建設委員長「前田 啓」氏の提言により、昔の屋根の姿を留めるためにも主棟から下に向けて「降り棟」、
そこからYの字に分かれて屋根の角に到る「隅棟」を設置しました。優美な上に豪快な出来栄えとなりました。
大工さんのお話では「一文字葺きは多いけれど降り棟と隅棟を持つ屋根は珍しい」とのことです。